ひたひ・・
引越し準備で不覚にも打撲してしまいました。
青あざ決定だ!
既に車には荷物をぎっしり詰め込んであります。
楽しみw
この三倍くらいの荷物があるのだが、
三往復で済むのかどうなのか・・。
力仕事・・
明日は大忙しだぞーい。
あとは、TVと洗濯機とガスコンロで
とりあえず家電は揃いそうです。
いかに安く買うかというリサーチをしているので、
まだ先になりそう・・
友達呼ぶ時は簡単な手料理でも~と、思ってるのに
ガスコンロが無いと出来ないじゃないかw
明後日は、私の伴侶となる月美ちゃんが来ます。
どきどき。
首輪よりも先に迷子札を買ったという阿呆がここにいますw
可愛い首輪が売り切れていたもので・・
*
ここいらで過去の話でも。
長くなります。
暇な方はどうぞ。
私が猫を好きになった理由、
私の心の中にずっと居る神様みたいな存在、
白猫に拘る理由、
その全ては、一匹の猫との出会いでした。
もう十年以上前の話です。
私が小学生の頃のこと。
それまでは、私は猫が苦手でした。
以外!と思われるかもしれませんが、子供の頃は、猫が怖かったのです。
あの鋭い眼差しが、神秘的過ぎて私には不気味な存在でした。
子供の頃、他人に無関心過ぎて、友達が居なく
学校に居場所が無い状態で、
絵を描くことに夢中過ぎて、勉強を全くしなかったお陰で
真面目な母に罵倒される日々で、
家にも居場所が無い状態でした。
それでも、マイペースな私は別に気にしていなかったのでw
好きに一人で絵を描いてる寂しい子供だったのです。
そんな時、下校途中にある空家で出会ったのが、
真っ白い猫、シロでした。
その空家の前には、小さなボックスがあり、
そこをねぐらにしていたようでした。
猫が苦手だった私が、初めて至近距離で猫を見たんだと思います。
その時のシロの目が、あまりにも悲しそうな目で
私の知っている鋭い猫の目とは違いました。
シロは、孤独でした。
寒空の下、一人で何かを待っているみたいでした。
その悲しい目に惹かれたのでしょうか。私も悲しかったのでしょうか。
その日から、シロは私の唯一の友達になりました。
給食の牛乳(当時は紙パックでした)と、魚やお肉を残して
帰り道、必ずシロの所に寄りました。
シロは喜んで給食の残りを食べていましたが、
今思うと、猫にとっては良くないことをしてしまっていました。
牛乳も、人間が食べるものも、猫にとっては体に良くないのですから。
でも、何も知らなかった私は、毎日給食の残りをあげていました。
食べた後は、必ず私の膝の上に乗って、一緒にお話しました。
猫とお話なんて、と思うかもしれませんが、
当時の私とシロは、本当に会話をしていたのです。
何を言っているのか分からなかったけれど、暗くなるまで、ずっとお話していました。
そんな日々が、数ヶ月続いて、
冬になってからでしょうか。シロが消えました。
下校途中で探し回りました。
いつもは必ず、シロ、と呼ぶとやってきたシロ。
それなのに、姿が見えません。
私は絶望しました。
初めて寂しいと、悲しいと感じました。
シロを毎日探し続けて、一ヶ月くらい経った頃でしょうか。
母が、ご近所さん伝いに聞いた話を教えてくれました。
シロは、とあるお家に拾われて、幸せに暮らしているということでした。
そのお家とは、いつも私とシロがお話していると、
犬の散歩で近くを通っていたおばちゃんの家でした。
おばちゃんは、シロのことが気がかりだったようです。
私は早速、そのお家にシロを見に行きました。
シロは居ました。毛並みが綺麗になって、見違えるようでした。
しかし、シロは既に余命宣告されていました。
拾われた時、重症だったそうです。
背骨や肋骨が折れて、内臓に刺さっている状態で
排泄が出来なかったそうです。
確かに、シロのお腹は大きかったのです。
私はてっきり、赤ちゃんが居るのかなと思っていました。
でも違いました。
シロはずっと痛みに耐えながら、生きていました。
私の持ってくるご飯も、喜んで食べてくれました。
私をいつも元気付けてくれました。
つらかったのに。
それから数ヵ月後、シロが亡くなったという知らせを受けました。
ご家族に見取られて、幸せな最期だったと言います。
私は泣きました。
こんなに悲しいのは初めてでした。
唯一の友達を失ったのです。
もう一生会えません。
でも、シロは幸せだったと思います。
優しい人に拾われて、暖かい家の中で死を迎えることが出来たのですから。
それから私は、シロのような可哀想な猫を
どうにかして幸せにしたい、不幸な猫を減らしたい
と、考えるようになりました。
いつの間にか、猫が大好きになっていました。
私は、変わろうと思いました。
少し他人にも関心を持つようにして、やるべきこともやるようにしたら
友達が増えました。
成績も上がりました。
よく、ゆり子ちゃん変わったね、と言われるようになりました。
私は、シロのお陰で、孤独から脱しました。
シロは、今でも私の心の中に居ます。
多分一生居続けます。
私が白猫に拘る理由。
こんな訳なのです。
そして今、縁があって、月美ちゃんと出会うことが出来ました。
感謝しています。
シロの分も、今まで出会った可哀想な猫の分も
沢山の愛情を注ぎたいと思っています。
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