PCちゃん・・さようなら。
短い間だったけれどもありがとう。
見積り出したら買った方がお得なお値段だったですぁはははは
故障PCは売りに出していつか新しいの買います。
やけに潔いと言われますが、最初からほぼ諦めていたからです。
ごめんよPC。一年と持たず寿命が来たな。
これからは家族のPCを借りてやっていきます。
日記書かなくなってからの出来事。
＊
9月13日
待ちに待った東京！
新宿→下北沢→渋谷という計画で
下北は無理そうだったら省こうと思っていましたが
今回は計画通り行けました。
新宿のアカシアへ行こう。と思ったが
買い物してたら時間が無くなりモスバーガーになったという悲劇。
一番の目的雪子鬼さんへ会いに行き癒される。
とても魅力的なお姉さんです。
私は、パワーがある人って大好き。元気を貰えるから。
テンポ良く仕事をこなす姿は流石。
こちらの希望を聞きつつも自分の意見を言ってくれる。
安心して任せられる。
自分で描いた物含め、資料を沢山持っていったら
『これだけあれば分かりやすくて助かる！』
と言われ、そのまま一回目よりも早く終わった相談。
スタジオを出ても暫く余韻に浸っちゃう。
人の魅力って、何て不思議なんだろと思う。
自分には其れが皆無と思っているから尚更
素敵な人と対面すると、其れに感動してしまう。
私も彫師になろっかな、とか思うこともあった。
実際彫師って、絵が好きだから始めたという人も多いんだ。
だが、私は描くものが限られているし自分の興味が無いもの以外描きたくない頑固者だから
無理だと思う。しかも客に一生背負わせるという責任感に押しつぶされそう。
でも素敵な職業だよね。雪子鬼さんのように職人の域に達している人限定で。
ていうか自分の仕事にプライドと命を掛けている人は素敵だ。
私のような一企業の一社員には出来ないことだ。
や、中には凄くプライドと責任を持って仕事している方も居る。
そういう人は、やっぱり素敵で、会社の中で一際輝いている。
自分の立場は大変安定しているくせに、よく宙ぶらりんを感じる。
素晴らしい人たちに出会う度に思う。
この人たちみたいになりたい。でも自分は狭い世界に囲われて保護されて安心しきって
今の状況に不満を垂れつつも動けない動きたくない、そうでしょう？
安定した生活では刺激を求め、刺激のある生活では安定を求めてしまう
人間て無いもの強請りだから。
きっと、いまここではい仕事辞めますとなったら後悔するから辞めないだけ。
自分との約束は三年だから。
もしも又自分を裏切るようなことしたら、私は自己嫌悪で忙しくなってしまうから。
とまあ、色々一度に思って頭が破裂しそうになるこの頃。
話を戻そう。
それから下北沢KALDIへ行きました。
目的は、チャイ！！
四袋まとめ買いして、ついでにトッポギも買いました。
チャイは完全に中毒になってるね！
春、高崎KALDIで買ってからというもの、東京でKALDIを発見する度に買い
今まで切れた事が無いという。
今回はどれだけ持つんだろうか。
あ、トッポギはうまかったです。専用のソースと絡めて炒めるだけ。
炒める餅なんだね。ていうか日本の餅とは全く違う触感・・
これは・・なんというか。懐かしいような昔こういうの食べた事あるような
何だろ。思い出せない！
トッポギは、韓ドラ『秋の童話』で子役がうまそうに食べていて
なんだこのうまそうな料理！！私も食いたい！
と思っていたのです。其の前に今春お花見で喰いました。おいしかったです。
下北沢を後にして、渋谷へ！
ああ渋谷。二度と来るものかと思っていたが、これからも足を運ぶと思います。
考えを180°回転させたその理由は。
『マリアの心臓』人形展。素敵な異世界。
存在は知っていたのに渋谷にあるということやらその内容は殆ど知らなかった。
またもや自分の無知を憎んでみることになります。
マイミクさんが教えてくれた『月夜のパラドックス展』
ゆり子が大好きな恋月姫、天野可淡、丸尾末広、山本タカト※敬称略
の作品も展示してある天国のような空間。
何故好きな作家がこれだけ居るのに、この場所に気付かなかったのだろう。
調べてみるととても分かりにくい場所にあると書いてあったので
駅ですぐに交番で聞いて、いざ！！
一発で分かりました。
小さなビルの地下にあるのは、異世界。
もう、本当に異世界・・
エレベーターが開いて、目に飛び込んでくる照明の薄暗さが
早速自分の気に召した。
狭い。とても小さい。
小さな空間の中で犇めき合う人形たち。
でもそれは無秩序ではなくてとても安心する配列で
人一人通れるくらいのスペースを人形に触れぬよう慎重に歩く
間近で観れる作品たち。
三浦悦子さん。名前は知っていたが、作品を観るのは初めてで
惚れてしまいました。
病んでる。凄く凄く痛々しい人形なんだけれど
その目はまるで心地よい夢を観ているようで、そのギャップに惚れた。
恋月姫の双生児の人形は、センターを占めていて
対面して思わず固まってしまいました。
写真集で何度も眺めた筈なのに、一目で分かる彼女の作品。
実際見てみると物凄い衝撃を受けた。
暫く固まった後、冷静になって見ると、耽美すぎて言い表せない。
何だろ、完璧の集大成。何もかも完璧。何処を見ても何処から見ても、完璧。
人間に作り出せるのか、これが。思わずそう思ってしまう程完璧。
このお方の人形の、目が好き、唇も好き、関節も好き、表情、全体の姿、全てが好き。
やっぱり、完璧なんだよなあ・・
天野可淡はその反面、不安定な美。
完璧とは言えないが、其処にデカダンを感じてしまう美しいと思わせてしまう
そんな何かが彼の人形にはある。
現代人形作家以外にも、アンティークビスクも沢山飾ってあって
うはうは状態でした。
ジュモ。ブリュ－。どれも私が手にしたいビスクドール。
はああああ美しい。
長い長い時間を掛けて観て、更に時間かけて選び書籍とポストカードを買いました。
お店の方が、いっぱい買ってくれたからとDMを下さった。
おおおお恋月姫！！！
地上に戻った時は、感動の余韻が大きすぎて呆然としてしまった。
同じ世界なのか、これは。
それから、会社の人たちが皆絶賛していたクリスピークリームドーナツへ。
一ダース買って、此れにて東京徘徊終了！
ドーナツがどれだけ美味しいか散々聞かされたので、帰りの新幹線で食べてみたが
・・うん
行列が出来る程では無いかなあ。自分が行った時は並ばなかったけれど
先輩は物凄く並んだそうで、更に味に衝撃を受けたと聞いていたので
以外でした。
期待すると良いことは無いよね。
と、散々文句を言ったら、先輩が、電子レンジで温めると美味しいよ
と教えてくれたので、やってみたら10倍くらい美味しかったな。
でも、ドーナツには並ばないよ、私は。
しかし、皆に喜ばれたので、次も買って行きますｗ
ああ・・最高だったな今回は。
次は10月・・目的地は有楽町。其処にも偶然クリスピークリーム(ｒｙがある(笑)
＊
これで次まで頑張れる！
と思った矢先、波に飲み込まれてしまった。
最悪な金曜日を終え、大泣きして目が腫れた今日。
録画したMステのCoccoを見てまた泣く。
何も問題無いのに、私は幸せなのに、理由が分からない。
分からず泣く。
いっそのこと××を×た方が良いのだろうか。
私は負けません。寧ろ泣けるだけ良い兆候です。
気分が沈んだ時は綺麗にする。全てを白紙に戻すしかない。
だからあーもーいい！と、ゲーム機やらゲームソフトをかき集めて
売りに出す事にした。
もう着ない服も一気にかき集め、明らかに使わないものは一気に捨て
一気に空っぽにしてしまうことにする。
こうなる度に思うけれど、自分はまだこれだけ不必要や無駄を抱えてたんだなって
関心してしまう。
以前は本やらCDやらを沢山売ったっけ。
其の前は・・覚えていないけれど、兎に角今まで、沢山のものを捨てた、手放した。
なのにまだ欲望は更新されていくんだなあ。これだけの無駄を出しているのに。
で。
ゲームソフトをごっそり出した時、其れはありました。
コピーもののDVD、ラベルが貼ってあった『秘密の花園1993』
其れまで存在すら忘れていたのに一気に思い出した。
六年前、家庭の事情が折り重なって意気消沈している時
其れを察した近所の奥さんが私宛にお便りをくれた。
封筒の中には夏川りみの『涙そうそう』と、このDVDが。
CDは聴けて、泣いた覚えがある。いまでも大切に取ってある。
で、DVDはPS2で観ようとしたら観れなくて(コピーだからだろうｗ)
当時の私にはPCで再生するという頭が無くて
そのままPS2の置き場に放置してあったんだ・・うわｗ
あああ懐かしい。何て懐かしい。
あの時察してくれて此れと、りみちゃんのCDをくれたんだろうなあ
結局このDVDは六年間観ないままだったけれど・・
と思いながら、このPCで再生してみた。
何かにつけて気付くのが遅すぎるのは私の悪いところだ。
もしもあの時このDVDを再生していたら何かが変わっていたのだろか。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
でもきっと、元気を貰えただろうな。
あの頃の私は、今の私よりか好きなものが遥かに少ない人間だった。
だから当時の私がこの映像を観ても、もしかしたら何も感じなかったかもしれないし
この映像によって目覚めていたかもしれない、とか思うと
物凄いご縁を感じて、何故この映画を近所の奥さんは私にくれたのだろう
と思うと不思議でたまらなくなり、ああこれが必然なのだなと思った。
インドから始まる物語。
そこからイギリスへ移る舞台。
主役がお人形のような子供たち。
沢山の動物たち。
花咲き誇る『ガーデン』
ああもう好きなものが凝縮されすぎていて驚いた。
最初はとても陰気な映画なのかと思って観ていた。
それでも、美しい映像や舞台、小道具、衣装などに引き込まれた。
最初の暗さから段々と光が射してく、まるで夜明けから朝になるような映画だな、
これが全体的な感想で、もっと言えば
心理描写を演じるのに子役に勝るものは無い。
それだけじゃない。其の心理描写は、舞台の暗さ、衣装の色等でも表現されている。
物語の中心であるガーデンにさえもそれが現れていた。
発見した開かずの庭を開けば朽ち果てた木々、色あせた荒野。
あの扉を開いた時点で、主人公の少女の心も開かれて
ガーデンと共に光や色が射し、成長していった。
物語が進むにつれて明るくなる明度、彩度。このコントラストがたまらない。
お話も素晴らしいけれど、これは皆さんに観てほしい作品だから、書かない。
悲しい人は立ち直れるかもしれない。
泣いてる人は笑顔になれるかも。
夜が明けるかもしれないよ。
そして動物好きには観て欲しい！！
近所の奥さんは単純に此れを狙ったのかもね。
可愛い動物が沢山出てくるから。
兎、狐、鹿、ヤギ、リス、鳥、兎に角いっぱいのリアル動物！！
ゴスロリ好きな人にもお勧め出来るし・・
ああもうお勧めポイントがありすぎる。
六年間の時を経て、言わせて下さい。
このDVDをくれた奥さん、ありがとう本当に。
さて。明日は髪をばっさあありいきます。切ります。さよなら私の髪。
よく伸びてくれたけれど、此処まで痛んだ汚いものをぶら下げて生きていくのは限界だよ。
ごめんよ。自業自得さ。
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