TOP絵とプロフィールーページを地味に更新しました。
新作を差し置いて一気に描きました。
猫が着ているのは、禿(かむろ)の装束です。
禿というのは、遊女の下っ端の下っ端で、遊女の身の回りの世話やお手伝いをする子供のことです。
その仕事の中で作法やら色んなことを学び、いずれ遊女になるということです。
その禿の衣装が個人的に好きなので、猫に着せてみました。
京都島原遊郭と江戸吉原遊郭って、代表的な遊郭街ですが、装束が微妙に異なるのです。
島原が華やかなのだとしたら、吉原の方が粋な感じ。
私は吉原の方が好きなので、イラストの花魁は全て吉原仕様です。
しかし禿の装束は島原の方が好きなのです。
袖の紐が沢山下がっているところにリボンが付いていたり、帯にフリルや花魁の名前の刺繍がしてあったり。
よって、今回の作品は島原仕様です。着物のみ。
頭の飾りは吉原仕様です。吉原の禿の頭にはでっかいリボンが何重にも付いていて可愛いのです。
遊女関連の資料を見ていると、昔の遊女が流行の最先端を行っていたというのが分かります。
現代っ子で着物の知識など殆ど無い私から見ても凄くお洒落なのですよね。
今日はイタ飯を食べに行きました。
抹茶ジェラートの味が忘れられない件。
アイス食べたいです!
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