※観覧注意※
ちょと痛くてグロイ虫歯の日記と
大量にお人形写真が出てきます。
苦手な方はご注意下さい!
*
三年ぶりに歯医者へ行きました。
もう限界だと思ったのでした・・
我が歯は虫歯に成り易いのに放置して久しく行ってなかったので
医者にすら見せるのが恥ずかしい状態だとは自分でも分かっていました。が!
先生の第一声が
『痛くないの?』
え、痛くないけれど。あれ何この微妙な反応。
鏡を見せてくれて、こことここと・・と、虫歯の場所を教えてくれたのですが
それが下の歯だけで終わりそうになったので
『下だけですか?』
と聞いたら、ちょっと躊躇った後、上もあるよと見せてくれて
それが、それが・・うわああああ
それは正に地獄絵図\(^o^)/
先生の微妙な反応の謎が解けた
思わず
『酷い!これは酷い!!』
と言ったら、笑いながら、前歯は虫歯に成り易いからねえ
と言ってたけれど、
虫歯になり易いとかそういう問題じゃない気がする・・
だって、歯の間とかなら分かるけれど、歯の裏側に×××××!!!
これはショッキング映像だよ。こんなにショックを受けたのは久々だよ。
この虫歯黒いって問題じゃねーぞ、グロだグロ!!
ああ、もう。あまりに酷かったので興奮してる。阿呆。
まずはそのグロい部分から治療が始まったのですが
どうやら神経抜くまでには至らなかったみたいだ。
しかし、削る削る。
たまあに、歯医者を過剰なまでに嫌う人が居ますが
何か怖いみたいね、そういう人たちにとっては。音とか、設備とか、口開けるのとか。
でも私は特に歯医者は嫌いじゃない筈でしたが、
あまりに削るのでだんだん怖くなってきて
早く終われ早く終われ早く終われ・・
とずっと目を瞑ってました。
削った後一回口ゆすぐ時、舌で治療部分触ったら
歯、ほぼ無いじゃん\(^o^)/
内心がくがくに震えていましたが、すっげー綺麗になりましたよ、歯!
今日の教訓
歯の不具合は放置しちゃダメです。
裏側なんて自分で見られない分、思いもよらぬことになってしまうやもしれませんので。
私、どんなに不摂生な生活を送っていても、
歯磨きはちゃんとしていると思ってたのだがなあ。
あの虫歯を思い出すだけで鳥肌が。
他のちっちゃい虫歯は、徐々に治して貰います。
気力出して行って良かった。
そいえば今年の抱負でしたね、歯医者へ行くの。
*
麻酔醒めやらぬ内
只今雛人形が飾ってあるという田中本家へ行きました。
一般公開している豪商のお屋敷なんです。
ここは蓮の花が綺麗なので、夏には度々行きましたが
蓮以外の目的で行くのは初めて。
入館してすぐさま目に入ったのは
二組の立派な(巨大な)雛壇。
うっわ。豪華。そして雛壇の下には市松人形が大量に並べられていました。
なんて素敵。人形天国!
二組の巨大雛壇と大量の市松人形は
田中さんの何代目かの娘さんのものらしいです。
何て贅沢。
明治期って書いてあったけれど、古いものに違いはないのに
保存状態が良すぎて綺麗すぎる。遊んだ形跡も無い。
私もその時代の大金持ちのお嬢さんに生まれてみたかったなあ
で、市松人形の一つに目が留まり、思わず
『これ欲しい!!』
と言ってしまった程可愛いお人形がありました。
土産屋にそのお人形のポストカードがあったので、思わず購入。
これ。
この奥ゆかしいお顔!
着物も可愛い!何て言ったってお帽子がすっげー可愛い!
一緒に飾ってあった雛壇の、内裏雛のポストカードと
享保雛のポストカードも購入。
享保雛ね・・古いお雛様といったら思い浮かぶのが、
あの不気味で何とも言えない佇まいなのですよ。
お人形って、時代によってどんどんお顔が変化していくの。
最近の人形、雛人形やら市松さんもかなり可愛らしい童顔になってきたけれど
昔のは、何とも言えない。糸みたいな目。おちょぼ口。瓜実顔。
投身は低いのに、顔が大きくて顔のパーツが小さいから
とっても不気味!
だけれど、そこが魅力なのですよね。
並べてみた。
左が明治のお雛様。右が享保。
これ、写真だから大きさが滅茶苦茶だけれど
実物は、享保雛のが三倍程の高さがあったよ。
他にも、サクラビスクやら文化人形やら、
着せ替え人形ならぬ被せ替えヅラ人形やら
お宝がとっても綺麗な状態で展示してあって
もう、全部欲しかった。いいなあ田中さん。
昔放送されたTV番組が流れていたので、鑑賞してゆきました。
田中さんちの家訓、良いこと言っていたなあ。
・流行を追いかけない
・食事は質素に
・普段の生活から質素倹約を心がける
・接待は必要最低限
・物を大切にする
本物の金持ちって、実はケチが多いって言うけれど
田中さんも代々そうしてやってきたんだなあ。私も見習おう。
が、あの展示物の多さを観てしまうといまいち説得力が無い気もするのだがw
でもね、本当に物を大切にしてきたってことだけは分かる。
骨董人形が大好きで、色々なお人形を見てきたけれど
指先とか、欠け易いところから崩壊してゆくのですよね。
売っている大体の古いお人形が、どこか欠けているものばかりなのに
一つの傷、シミ、色褪せさえも見当たらない程の保管技術と小まめさに脱帽した。
この家に来た人形も、お嬢さんお坊ちゃんってことですね。
幸せな人形たち。
今日は雛三昧。
近くに人形博物館もあって、そこでは今、三十段飾りと千体の雛祭り
っていうのをやっていました。
圧巻だよ。
もうね、一生分のお雛様を見た気がする。
やはり、雛人形も昔の物の方が好きです。
年忌入ってちょっと不気味っくらいの人形が好きなの。
この人形博物館、世界中のお人形が展示してあるのですが
関心したのが、フランスのビスクドール。
ヨーロッパはやはりビスクドールが多かったけれど
フランス人形とは良く言ったもので、フランスのビスクが一番美しかった。
吸い込まれるような瞳に憂いのある表情。綺麗なドレス。
夢見るシャンソン人形だ、これが。
欲しくなっちゃったよ、フランス人形。
ロシアの人形の中にマトリョーシカもあって笑った。
マトリョーシカの起源は日本。
こけしは流産の象徴のようなものだけれど、それが元だとしたらとても不思議。
マトリョーシカは、逆に安産の象徴だものね。
やはりお人形は癒されるんだぜ。
癒された。
*
昼寝したら悪夢を観て寝起き汗ぐっしょりだった はあはあ
昼寝って、必ず変な夢を観るんです。
そういう傾向、ありません?
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