何故に咲くのか 美しく
行って来ました観て来ました宝塚~~
花組『虞美人』
洋モノも好きだけれど、アジアンも好きなのです。
特に歴史もの!
今回のは中国。
大昔の中国とか、文化的なものは大好き。
中国モノは衣装が豪華~~
紀元前の話だってチラシに書いてあったが・・
結構難しかったです。
何の知識も無しに観ると、理解できん。私がそうでした。
ですが、お陰で滅茶苦茶集中して
登場人物の名前やら人間関係やらを理解しながら観ていたら
ああ~っという間に終わってしまった!
ううう・・項羽ぅぅ・・・・
最初気付かなかったのですが観ている内に、
これ、京劇の『覇王別姫』の、覇王と虞姫か!!!
と、気付いた。
気付くの遅かった・・
覇王別姫には、えらい嵌った。
映画に嵌り、京劇に関心を持ち、動画を観まくり
虞の舞いに、最期に魅入られた。
覇王の前で剣舞を舞い、自決するシーンはあまりに印象的で
今回観た虞美人でもその有名なシーンがあり
思わず泣いてしまいました。
ていうかね、終盤やばいです。不覚にも涙。
項羽は、武人としての才能はあったが、
不器用な性格の為に周囲の理解を得られず、
逆に劉邦は、そこまで強くはなくても、
人格的に人を寄せ付ける人間で
そんな対照的な二人が互いに惹かれ合い、争った
雄雄しい物語に花を添える姫、虞や桃娘。
項羽は、虞美人にだけは優しく、愛して、いつも側に置いていた。
周囲の者が立ち去っても、虞美人だけは、項羽に尽くした。
項羽の妻として、女性としての誇りを最期まで貫き通した強い女性、虞美人。
芥子の花、虞美人草は何故咲くのか。
切ないです。
花組は素晴らしかった。兎に角圧倒されました。
星組贔屓ですが、星組は若々しさが良い。
花組は、流石!ベテランというか、何と言うか。
危なっかしいところが一つもなく、安心して観ていられた。
トップも二番手も、兎に角声量が凄い・・
二番手、荘さんの歌声に射抜かれた。凄い。
あと、本公演で退団する娘役トップ、桜乃彩音ちゃん!!
美しかった~~~~~~~
彼女が出ているDVD持っていて、とても美しい人だなあ
と関心したのですが、生はやはり良い!
そしてアジアものが似合いますこと。
凄く良い感じの娘役でした。
男役揃っての剣舞はかっこよくて悶えました。
はああ。
壮大な物語でした・・
パンフ見て復習しよう。
星組は、只今全国ツアーで激情をやっております。
激情はまあ、その題名の通り激しいんです。宝塚らしからぬというか。
全国ツアーで、長野に持ってきてくれたのが激情じゃなくて再開で良かった~
という話をしました。
多分、激情だったら、友達引いてたかも。
いやいや、激しいのもちょっと観て見たい気もするけれど。
で、次はロミオとジュリエットをやる~と聞いていて
へえ、ロミジュリだったら別に興味無いや~
と思っていたのですが、
劇場でロミジュリのポスター見たら、射抜かれました。
やばい。やっぱりかこいい。
観たくなったけれど、大阪と博多公演って聞いて、諦めつきました。
次大劇場でやるのは12月とかだな~星組。
それまで我慢するか。
観劇予定を消化しつつあって、今後の予定を考える楽しみが出来ました。
次は何にしよ。
七月からの観劇予定が無いのでワクワクしながら予定を立てます。
本当は天海祐希の薔薇とサムライ観たかったっていうか
いまも壮絶に観たいけれど、気付いたのが終わってからだったから・・
DVD出ることを願うばかり。