自分でも理解できない、説明しようのないような状態に陥ってしまい
仕事、数日間お休みを頂いていました。
休みなさいと言われて休んだけれど、
いざ、休んでいると、どうしようこれ。もう駄目だ私。立ち直れないwwww
こんなに休んで、休み明け会社行けないwwwもう無理wwwww
とか色々、悪い方に考えてしまって。
もうしょうもない自分になっていました。
丁度その時、小さな天使が現れました。
真っ黒い天使です。
友達が拾ったというか引き取ったというか。
それを、里親が見つかるまで、私が世話することになったんです。
友達の家がアパートで、しかも丁度二日間留守にするということで・・
最初、友達のアパートの合鍵を預かって、
私、丁度仕事休んでるからお世話しに行きます。
っていう約束だったのですが~・・
アパートから家に帰る時、この子一人で置いておけない!無理!!
と思って、猫厳禁な我が家へ・・連れて帰ってしまったのです。
何故猫厳禁かというと・・
我が家の祖母さまが、猫大の苦手で。
苦手っていうか、生理的に嫌いって位に無理みたいなのです。
その理由が、小さいときに聞いた化け猫の話がトラウマになってるらしい。
・・まあ、トラウマならしょうがないよね。
私も納豆トラウマで生理的に無理だから、何となくその受け付けない気持ちは分かる。
が、猫をそこまで嫌う気持ちは分からないwwwww
分からないよwww世界で一番猫が好きな私にはwwwwww
化け猫だって大好きだよwwwwww
歌川国芳の化け猫画素晴らしいよwwwwww
・・まあ、そんな訳で、我が家はおばあさまを中心に回っているのです。
でも、誰も立ち入れない聖域が私の部屋。笑
狭いけれど、私の部屋に持っていってしまえば、ばれない・・!
ということで、私の部屋で、この黒猫ちゃんを世話することに。
もう、友達が用意してくれた毛布とか餌のお皿とかトイレとか、
ぜええんぶ持って、
ホームセンターに売っている子猫用の餌をとりあえず前種類買って(統一しましょう)
牛乳好きみたいなので、一応猫用のミルクも買いました。
100円ショップで猫じゃらしを何故か二本買って
私の部屋に迎えました。
最初は不思議そうにしていたけれど、
食欲旺盛で、トイレもちゃんと砂の上でしてくれて、
沢山遊んでくれて、私が構わないと大人しく一人で寝てくれたし、
私が眠る時はベッドで一緒に寝てくれて、
本当におりこうさんにしてくれました。
こんなちっちゃいのに!こんなちっちゃいのに!何て健気!
何ておりこうなんだろう。この子は凄いです。
昔家で飼ってた猫も、生後一ヶ月位の、この黒ちゃんと同じ位の大きさで家に来たのですが
凄くデリケートでした。
滅茶苦茶おびえていて、ストレスで何も食べないし、
ねこじゃらしにもあまり反応しない・・
すねるとトイレじゃない場所で粗相するしで・・
慣れてからも、とても大人しい子でしたね・・。人見知りで。
その子しか知らなかったので、余計に驚きました。今回の黒ちゃんには!
でも、前買っていた子も、本当にお利口でした。
きっと、我が家に来る前に怖い思いでもしたのでしょうね。
ちょっと、前の子と重なって(大きさが)涙が出そうになったりしたけれど
兎に角元気で活発で、落ち込んでいたのに、いつの間にか元気を貰っていました。
私の部屋に連れて帰ったその夜、友達から電話があって
里親が決まったと・・!!
よかった!本当によかった!
良い子だから、沢山可愛がってもらって、沢山幸せになってほしい。
三日後の朝に引き渡すから、それまでお世話をすることになりました。
それから数日間・・私とこの黒い天使、二人で沢山遊びました。
夢中になってお世話しました。
沢山写真を撮りました。
二日目、母が私の部屋をノックしてきて
『開けても良いけど、見たらびっくりするよ』
と言っておいたのですが、
案の定、入ってきた母は、私の周りを飛び回る黒い毛玉に唖然・・
やめてよ~とか、おばあちゃんがどうの~とか言っていたけれど、
里親が見つかってるから大丈夫!
私の部屋だけだから!
と説得したら、冷静になってくれたみたいで、
黒ちゃんのやんちゃぶりに爆笑していました。
(初対面の母にも飛びついたりじゃれたりしてたので)
で、情が移るから名前なんて付けなければ良いのに、
母は早速命名。
『おはぎ』
『あずき』
『あんこ』
・・どれも甘ったるいのうwwww
私はおはぎが気に入ったので、おはぎと呼びましたが、
最終的に母は、あずきちゃん、とか、あずちゃんとか呼んでいました。
この辺は私の方がクールです。
母は、何だかんだ言いながら私の部屋に『あずちゃ~ん』とか言って来るし、
猫アレルギーなのに抱っこしたがるし。
でも、手を引っかき傷だらけにしながら遊んでいる私には引いていたwww
最後の日、友達が私の家まで猫を取りに来てくれて、お別れしました。
不思議と泣かなかったです。
ぜったいこれ号泣だろwww
とか思っていたけれど、
笑顔で送り出せました。
数年前、同じ友達に、数日間我が家で世話していた子猫を渡した時は
すっごい号泣したのにwwwww
何このデジャヴ。
この友達、動物のご縁がありますw
落ち込んだまま過ごす筈だった・・であろう、数日間は
一匹の小さな命、だけれど、懸命に、健気に、力強く生きる命に
支えられたのでした。
そして、そのお別れの日。
転院した病院での初診でした。
これで良くなるわけねーよなwwww
どこも変わらないさwww
そんな簡単にいく訳ないさwwwww
とか思っていたら、沢山話を聞いてくれて。
前の病院と、明らかに違いました。
そして、重大な事実が判明・・。
前の病院で出されていた薬、違う病気の薬だったらしい・・・
ふざけてるwwwwうはwwwwww
そりゃ酷くなるわwww
これだから精神科とか心療内科って半信半疑なんだよ。
出来ることなら薬だって飲みたくないし、
目に見えない心の問題に、無理矢理病名を当てているだけでぼったくるっていうイメージで
どうも好きになれない。
でも、新しい病院で少し気持ちが楽になったのは確かです。
・・数日間、子猫と過ごしたから、というのも理由かもしれませんが。
とりあえず、猫と言い、新しい病院と言い、偶然が重なった訳ですが・・
少し良い方向に向かったところで、
もし無理だったらまた休もう。そうしよう。っていう軽い気持ちで
もう少し様子を見てみます。私はまだ大丈夫。
そう思えました。
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