朝、父親のノックの音で目覚める。
はっ、今日は本棚動かしてって頼んであるんだった!
ねぼすけゆり子。
父と二人で馬鹿でかい本棚を部屋に入れました。
この本棚、母の本棚で
私の部屋のすぐ外に設置されてあったものですが
飾り棚みたいにガラス戸になっているスライド式本棚。
このデザインって、今じゃ中々無い
というか、どんなに探し回っても無かったので
母に頼み込んでやっとこ貰えました。
・・しかし、でかい。
部屋の外の少々開放的な場所に置いてあったから
そこまで大きくは感じなかったのですがー
私の狭い部屋に置いたら、でかさが際立って
もう、狭いじゃ済まない、何この圧迫感!
狭苦しい!
見よ、この迫力(隣はドアです)
とりあえず、三もある本棚として使っているカラーボックスを
どうにかしないと、この圧迫感は緩和しない
と言うことで、本の大移動、開始。
今までカラーボックスに収まりきらなかった
大判の画集もすんなり収納。
ああ、これを求めていたのー
そして、本棚三つ分の本を全て入れても
まだまだ余裕があるのだ
これで心置きなく本、増やせますね。
それで、カラーボックスを全て外に出して
すっきりーと思いきや。
全然駄目!何か足の踏み場が無いんだけど!
カラーボックスには、本だけではなくて
CDやら置物やらも置いてあった訳でして
おまけにそこら辺から紙だ絵だと色々出てきまして
それらは本棚に仕舞う訳にはいかないと、とりあえず
床に放り出したのが仇となったようです。
いつも部屋を散らかしっぱなしで平気な私でも、
コレは無理!という位に足の踏み場が無くなってしまった・・
どうしよう。ドアも開かない。
知らない内に過ぎる時間。
お腹が減ったので、掻き分けて脱出し、腹ごしらえしました。
煮込みうどんあったぜー
赤いのは一味と七味を狂ったようにかけただけ
それから、ああこの部屋どうしようと一服していたら
母が覗いてきて、唖然としていました。
ドアは開かないし、開いたと思ったら床が見えないんだもんなw
『だ、大丈夫?手伝う?』
いつもだったら、私の領域に立ち寄ろうとしない母ですら
気を遣っちゃう始末でした。
一人でやる!と言ったものの、なかなか苦戦しました。
そしたら母が、おやつを買ってきてくれました。
ローソンにうまそうなデザートがあって
紅いも何とかと、チーズケーキなんだけど、と言ったら
二つとも買ってきてくれたのでした。
紅いものケーキうまー
おやつを食べ終わったら、強烈な睡魔に襲われた為
床を掻き分けて人一人寝れるスペースを作り
身体に毛布を巻いて寝ました。
だって。
ベッドの上まで占拠されているのだもの
自分の部屋なのに、ホームレスになった気分でしたよ・・
起きたらもう暗くなっておりました。
そういえば明日はお休みだった。と一寸元気になったり。
夜には大分片付きましたね~
良かった。本当にどうなることかと思いました。
我ながら冷や汗をかきました。焦りましたよ
追記
眠っていた牡丹ちゃんを箱から出して
本棚に飾ろうとしたら、見事に、軽やかに落下しました。
あ゛あ゛あ゛あ゛
カツラがずれて、首ががくがくになってしまったああ
でも、このくらいで済んで良かったなあと思いながら
カツラとボンネットを直してあげて、よし、と
持ち上げたら
足が付け根から折れてました!
何てことだ!
足と腕を固定するのにどれだけ苦労したと思ってるんだ
何てことだああ
と、言う訳で、花雨のアイドル牡丹ちゃん、骨折中です。
勝手にアイドルとか言っちゃってる痛い作者であります。
しかし、腕が取れなかったのは奇跡である